@mike さん @hiroget9 さん
mikeさんの「穏やかでまとまりすぎ」という表現はなるほどと思いました。ある意味で分離が悪いということを示唆しているように思います。
感覚的なお話で恐縮ですが、私個人の経験上、分離の良し悪しは基音と倍音の整合がポイントになっているように感じています。
基音と倍音の立ち上がりの速さの違い、立ち上がるタイミングのズレ、帯域バランスの歪み、残響の再現性、、、こういった要素が整うにつれて基音と倍音が一個の楽器の音として立体的に感じられ、他の楽器との区別がより明瞭になっていく。
また、一個の楽器の音として認識できなかった、「迷子の倍音」が減る。
βドライバーは、このような要素のうちのいずれかに課題を抱えていて、中音域の音源(ボーカルや弦など、主旋律を担う音域)を脳がうまく処理できていないような気がします。
幸いなことに脳が疲れるような音ではありません。
存分にリスニングを重ねて改善していきたいと思います。
追記:
改めて分離に注目してリスニングを開始してみましたが、探そうと思うと逆に分からなくなってしまいますね。
そもそも、なんと言葉で表現すればいいか分からないほど、また、いいのか悪いのかも分からないほどの、極々小さな違和感でした。
十分にリラックスした状態で演奏に聞き入り、あるときフッと感じるような違和感です。
例えば、昼夜の時間帯による変化のほうがずっと大きく感じますので、実装を修正しても、違和感が消えたか、治ってないのか、それを確認する作業も容易ではなさそうです。
気負って取り組んでもうまくいかなそうです。
取り組んでいるうちに、いつの間にか解消していた、、、というパターンに期待することにします
それにしても、、、私には堪らない音です。胸をギュッと掴まれ、演奏が沁みます。
v1.0.5やベータドライバーで行っている改善箇所は、I2S信号を生成する直前の、「再生ソフトからデータを受け取り、タイミングよくコピーする」という大変シンプルな部分にあたります。
不要な処理を削り、冗長な処理を削り、処理待ち/競合/ロック/リスケジュールを無くし、汎用的で非効率な実装を専用アルゴリズムに置き換え、、、、それでもなお残っている処理の一つが、このデータコピーの処理です。
ここを数パーセント改善するだけで、音の印象を大きく変えるほどの変化があります。
もしこの処理を50%改善できたらどんな音になるのか?
90%改善できたら?
もし100%全て取り除くことができたら?
セパレート構成の要として設計中のドライバーによって、このデータコピー処理を100%取り除ける可能性があります。
通信の平滑化や負荷の低減は、新ドライバーの一面に過ぎません。
真の価値は、今まで削ることのできなかった最後のデータコピー処理を取り除いた、さらにその先の音を聴かせてくれることです。
セパレート構成の通信ドライバは、まだまだ動く段階には程遠いのですが、この試みの暁には面白い音を聴かせてくれるはずです。