symphonic-mpdでは手持ち音源をNASに置いて運用するのが基本。
では皆さまはどんなNASを使っていらっしゃるのか?
例えば、こんな構成でより音が良くなったよとか、そういった情報交換ができればなぁと思い、スレッドを立ち上げてみました。
私はRPi2BでOpenMediaVaultを走らせてNASにしています。
最初は有名どころを購入して組もうと思っていたのですが、割と高額な初期投資の割に音質の保証はどこにもなし!
だったらお試しで、余ってるRPi2BでNASが組めないか!
ということで、こういう構成に至っています。
ストレージはUSBメモリ256GB。
電源はDC-Arrowです。
SMPD二台で同時に再生させても問題は生じません。
192kHz音源だけは途切れ途切れの再生になってしまいます。
ストレージは外付け2.5inch HDD(外部給電) → iPod classic 160GB → USBメモリ256GBと試してきましたが、頭抜けて音が悪いのは外付けHDD。
iPod classicとUSBメモリはいい勝負となりましたが、僅差でUSBメモリの方が音がいいように思います。
このNASでいいところは電源にこだわれるところです。
今まで幾度か電源に手を入れましたが、このNASの電源がかなり音に影響を与えます。
当初は「こここそiPower 5Vの出番でしょ!」と思っていたのですが、DC-Arrowと比べたら全然ダメダメでした。
OSがNAS用途に特化しているため、symphonic-mpdがそうであるように、NAS用にチューンされています。
例えばCPUの駆動周波数は固定で、アンダークロックとなっているようです。
NASとしての安定性重視なんでしょうね。
NASとしての一応の機能は全部揃っています。
DLNAも使えますし、私的に嬉しいのはApple Sharingも使えることです。
(現在はsymphonic-mpd運用を最優先とし、不要な機能は殺しています)
逆に悪いところは、ストレージとの接続がUSB2.0になるため、PCからのファイル転送などに時間がかかるところです。
再生には問題になりませんが、例えばPCデータのバックアップ用としては転送速度が遅すぎて使えないように思われます。
また音源ファイル容量が大きい方にも不向きかもしれません。
音質を考えると、ライブラリーが入手性の良いUSBメモリに収まるぐらいの方が使いやすいと思います。
また運用にこぎつくまでに、NASやネットワーク、Linuxへのある程度の知識も必要となります。
そういう意味では、導入のハードルは決して低いとは言えないかもしれません。
(分かってしまえばなんてことない設定なんですけど)
symphonic-mpd用途を考えた時、最小限の出費で必要十分なパフォーマンスを得られるNASではないかなと考えています。
電源にsymphonic-mpd用RPiのものを流用できるのも、融通が効いて良いなと思っています。
なおOpenMediaVault導入・設定についてはコチラの動画が分かりやすいかなと思います。