個人的にも気になりましたが、symphonic-mpdのダークテーマ提供について自分から提起したこともあり、パパリウスさまに現行バージョンのympdをパッケージ化したものを提供頂いて取り急ぎhtmlとcssを解析した結果を書きます(まずは 12月5日時点ということで)。
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ympdではbootstrapというフレームワークを使っています。
デフォルトで提供されているbootstrap.cssとbootstrap-theme.cssを直接編集しても
スタイルは当然変更できますが、スタイルの継承と上書きを考えるとympd特有のスタイル
を記載している「mpd.css」ファイルを外出ししてこれを切り替えしたほうが得策と思われます。 -
スタイルの解析については一部の要素を除き大体記載がわかりました。
今の段階で残っているものは
プラグインのボタン背景色
プラグインでのテキストボックスの背景色
ディレクトリ・楽曲リストの背景色
と言ったところです。
ただし後述しますが、ympdをスタイル差替が可能な形でのビルドが終わっていないので、
実際に走らせたところで不明点が増える可能性はあります。 -
今後の予定
現状ではympdのソースコードからHTMLとCSSだけブラウザに表示させながら
ソースコードエディタで記述を確認+スタイルを一時変更するという形で解析を行ってきましたが、
やはり実機で動く状態が必要な段階に来たと思っています。
先述の通り、mpd.cssのみ外出しした状態でympdをビルドし、利用者がスタイルを変更できる
ような環境を整備します。
→うまく行けば、今年中に面白いものがお見せ出来るかもしれません。
ちなみに参考ですが、解析には以下のものを使用しました。
ブラウザはvivaldi(F12開発者モードが動作する近代的なブラウザならなんでもOKでしょう)
ソースコードエディタはVisual Studio Code