@kn929658 さま
お使いの環境がわからないので幾つか質問+仮定でお話します。
前提条件:ご使用の環境(RaspberryPi + 再生制御用機器)はインターネット接続可能であること
インターネットプロバイダ(so-net)からルータという機器をレンタルされているか、ご自分でそのような機器を購入して運用していると思います。(ちなみにnuro光の場合はONUという名前の機器がレンタルされているはず)。
この機器が、自宅内の接続機器に対してプライベートIPアドレス(インターネット外部に公開しないならどんなふうに使っても良いIPアドレス)を通常はDHCPと言うプロトコルを使って配布します。
(ちょっとだけ解説すると、自宅内の機器がインターネット側と通信する際はこのルータが内部IPアドレス←→外部IPアドレスの変換を行って通信します。)
ルータの内部IPアドレスとその調査方法
調べなければならないことが1つあります。「ルータの内部IPアドレス」です。
先に書いた「ルータが内部IPアドレスと外部IPアドレスの変換を行う」ため、固定IPアドレスを付与したい機器はこれがわかないと通信出来ないわけです。
調査方法はお使いのOSやあなたのスキルによりますのでご相談にはのります。一番基本的なやり方としてはルータの取扱説明書を見てルータのWebUIでLAN側のIPアドレスを確認する方法を調べてみて下さい。
固定内部IPアドレスの設定方法について
固定IPアドレスを付与する場合、ルータの内部IPアドレスから以下の情報を取得して設定します。
1)デフォルトゲートウェイ
2)IPアドレスとして使っても良さそうなアドレス範囲
3)サブネットマスク
4)DNSサーバ
まず1)から。これはルータの内部IPアドレスそのものになります。
2)実は、インターネット上のルールから、ルータを介してネットワークに接続する場合、一般的には家庭内・組織内で「使用しても良い」IPアドレスを付与することになっており、大半の場合は192.168.***.***になっています。
(このアドレスのことをクラスCのプライベートIPアドレスという。)
上のピリオド区切りの数字のうち、3項目目のところは各機器で固定になっており、
4項目目は通常2〜253の間は大抵どれを使ってもOKになります。
ルータの内部IPアドレスから「3項目目」・「4項目目のルール」がわかります。
3)これは通常のクラスCのプライベートアドレスの場合ならば決まっていますので、あまり気にしなくても大丈夫です。
(もしこれ以外の内部IPアドレスの場合、お教え下さい。
ルータの設定部分でサブネットと書かれている設定が必要な可能性があります。)
4)通常はルータがDNSサーバの役目を行います。
実践編
例えばルータの内部IPアドレスが192.168.1.1だったとします。
1)は 192.168.1.1
2)は 192.168.1. 2 〜 253 (自分で決めても多分大丈夫でしょう)
3)は /24
4)は 192.168.1.1
反映方法
v1.0を前提にします。先の実践編のアドレスを反映させるとこのようになります。
DHCP off
Address 192.168.1.2/24
Gateway 192.168.1.1
DNS 192.168.1.1
もし分かりにくかったらご連絡下さい。さらに解説します。